2009年06月16日

剣道が強くなるには?? パート3 必殺技から得るもの

 今回はパート3です。パート2では、「必殺技を見つける」という意識を持つこと、追求することにより「技の引き出し」を増やすということをお話しました。
今回は、必殺技を見つけた後の話です。

 まず、話が逸れますが、私の先輩で、スタイルが直線的(単純)で試合を見ていても決して強く見えない方がいます。が、引き面という必殺技を持っています。背が高く、独特の間合いから打ちます。何年も稽古をしているので、いまは私自身が打たれることはあまりないですが、初めて稽古する人は食らっている姿をよく見ます。先輩は試合で、引き面で一本とり、あとは逃げ切るディフェンス力を身につけました。書き方は良くないですが、試合で勝つには必要なことなんです。

 さて本題ですが、必殺技を見つけた、または磨いている状況ということを仮定します。そこまで行けば、あとは技を出すタイミング見つける。どうやって必殺技を出すか、出す為の状況を作り上げるか。要するに、試合の主導権を握る、または、型にはめるということです。プロレスや水戸黄門を見れば、わかりやすいでしょう。この選手があの技を出したら試合が終わる、黄門様が印籠を出したらめでたしめでたしです。剣道の試合で、申し合わせやドラマではないので、必殺技を状況により何回か使うことはあります。ただ、「相手の意識を面なのか小手なのかわからなくして出す(意識を散らせる)」ということが重要です。さっきの先輩の話を例で出せば、必殺の引き面を打つために、見せ技的に、引き胴や引き小手を打ちます。うまくないのですが、問題ありません。見せ技なので、一本取れたらラッキーくらいの気持ちいいのです。当然、中途半端では追い打ちをされたりするので、気を抜いて打てという意味ではありません。

 必殺技を身につけた後は、試合の「作戦」を考えなければならないのです。そして、今回のブログのタイトルである「得るもの」は、練習内容が濃くなる、「高い意識」になるということです。
 頻繁に稽古している者同士であれば、必殺技もバレてしまい、通用しなくなります。そうなると、さらに他の技の重要性、パターン(型)を作らなければなりません。稽古中に考えること、意識することが増えるということは、より練習に集中し、高い意識持って行う事が必要となります。
 また、昨日のブログで必殺技を「見つけるために」模索していた様々な技の練習が、ここでは、見せ技、必殺技への前フリという形で生きてきます。もしかしたら、続けて練習することにより必殺技へ昇格する可能性も充分にあります。

「高い意識」で「考えながら」練習すること。

これが強くなる秘訣です。

明日は、パート4( 考える練習)(6/17 夕方更新予定)

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