2021年01月25日
ミツボシ・久慈工場「峰 謹製」矢羽根入れ!〜その14〜

昨年10月に岩手県久慈市にあるミツボシ ・久慈工場へ行き、工場見学とミツボシ日本製防具の最高峰「峰 謹製」を注文してきたシリーズですが、あと数回で定期連載が終了となりそうです・・・ だって、防具ができちゃったので!
あと2〜3回くらいですかね。
※その1「峰 謹製」を注文!」
※その2「峰 謹製」面布団完成!」
※その3「峰 謹製」コテ完成!」
※その4「峰 謹製」芯材の手そぎ!?」
※その5「峰 謹製」垂布団を製作中!」
※その6「峰 謹製」垂完成!」
※その8「峰 謹製」飾り糸の種類!
※その9「峰 謹製」職人インタビュー!
※その10「峰 謹製」突き垂・胴胸完成!
※その11「峰 謹製」胴が完成!
※その12「峰 謹製」面組み準備!
※その13「峰 謹製」面が完成!
※その14「峰 謹製」矢羽根入れ!
※その15「峰 謹製」防具「蒸し」& 発送!
矢羽根は入れ方により防具の見た目や印象を左右しますよね。これはあくまで自分の感覚ですが。洋服コーディネートでいう「差し色」的なものでしょうか。
今回、家紋につづき、この矢羽根も依頼を忘れました!!
この防具の飾り的なところでは、鉄紺飾り糸、茶色・麻の葉(アゴ・胴胸)、胴胸の雲飾りを依頼し、矢羽根は後日お願いすれば良いかなって思っていたんです。
防具が納品された時の正確な印象が想像できなくて、特に、茶・麻の葉のインパクトがどのくらいなのかってところが引っかかり、矢羽根の色を決めきれなかったところはあります。濃紺や赤、白などの刺しのアゴや胴胸ならある程度、自分の好きな色を入れていいと思いますが、バランスが難しかったですね。
職人の水くんから完成した写真を送ってもらい、「赤の矢羽根の追加」をお願いしましたが、、、水くんからは「入れられないことはないですが、綺麗な仕上がりになりにくいです。良い防具だし、鉄紺飾り糸も綺麗に編み込んでありますし!」と、防具の芸術性も考慮した職人的判断ですね。
水くんの意見を受け入れつつも妥協策を相談し、コテの手首の太い飾りに入れることにしました笑
矢羽根はここだけなので、サービスしてもらいました。あざっす!
やっぱり面にも胴にもいれかったなぁと強く思いつつ、想像力の乏しい自分の感覚、今後入れ忘れないためにも、急遽入れてもらって良かったです。
防具に矢羽根を入れた方、しっかり想像して入れる場所、色を決めてくださいね!!
あとからも入れられるようですが、防具注文時にお願いしたほうが綺麗ですからね!!
防具を知ると、いろいろと楽しいですね!みさんもいろいろ研究してみてください!!
自分の峰 謹製はどのような仕上がりになるのか、楽しみです!!
以上です。
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