網代胴
2012年02月14日
ふる〜い網代胴 復活への道 〜その3 完成〜
こんばんはLET'S KENDOです。
今日は最終回 〜その3・完成〜 です。
胴台の下にヘリ革を付け終わり、竹島武道具の会長、ショージさんと胴胸選びを行ないました。
個人的にはS型とかが好きなのですが、この胴合わない。
ということで、ベーシックな三階松に決定。
胴胸を取り付ける前に、やはり割れている竹があったので、ボンドとセロテープで補修。
さて、胴胸の取り付けです。
仮止めして穴空け準備。(やっぱり会長にお願い)
完成形が見えてきました。いい感じ。
温故知新ですね!
そして、胴胸に穴あけ。(これも会長。)
穴あけ後にやっと自分の出番、胴台と胸の取り付け作業!!
下ヘリを付けたときよりはちょっとスピードアップ。
最後に胴紐の取り付け革を付けました。
ここで最後のわがまま。裏側の結び目が卍みたいなやつを希望!
すると、ドリルで胴紐革取り付け穴を大きくする作業を・・・ 会長がやってくれました。
手間を掛けまくってますね・・・
最後に、黒墨的なものを胴台と胴胸を取り付けた革や、今回は胴台の真ん中の結び目にも塗り、ちょっと乾かして、完成!!!!!
どうですか〜!!
お昼休み抜きにしても6時間くらい掛かった?居座っちゃいました!!
竹島武道具・会長、ショージさんには本当にお世話になりました!ありがとうございました!!
当初の予算は10,000円でしたが・・・ 会長にあんだけやってもらった、無理だな!!
粘りの交渉をしたいと思います!!
一つ気になる事が・・・
作業中に50代くらいのお客さんから
「お〜、そいうの小学生の時に使ってたよ。打たれると痛いんだよな!!」と・・・
痛いの!!ホントに!?
もともと面は打たないので、あまり胴を打たれる心配はありませんが、子供と稽古するときは使えませんね・・・・
よし!これで段審査受けるぞ!!(ウソ)
読んで頂き、あざっした!!
次回からのブログは、また通常通り普段のくだらないことを書きます。
がんばれ!おれ!!
以上です!!
2012年02月13日
ふる〜い網代胴 復活への道 〜その2 分解〜
こんばんはLET'S KENDOです。
今回は 〜その2 分解〜 です。
初期手入れを終えた網代胴を、竹島武道さん全面協力でリニューアル作業を始めます!!
低予算リニューアルなので「できる作業はします!」と宣言。
あと古い胴ですし、そんな良い胸を付ける必要もないし、シンプルで安い、竹島さんのところで使う用途がない胴胸を希望しました。
まず最初は、きったない胴胸、ヘリ革を全部取ります。
革が乾燥して固くなったり、取り外すたびにフワ〜っとホコリがまうなど、意外と大変・・・
次に、胴台の下の部分のヘリ革を変える作業を行ないました。
ヘリ革に穴をあけ、胴台に仮止め。
「できる作業は自分でやります!」と宣言しましたが、まったくやり方がわからず、竹島武道具・会長にほとんどの作業をやっていただきました・・・ あざっす。
そして、やっと自分の出番です!!
革紐を胴台にくっつける作業。
単純作業です!「高校生でもできるからレッツくんでも大丈夫だ!」と。
順調に穴に通しすも・・・ 最後の止め方がわからず、また会長のお世話になりました・・・
胴の組立て、大変だ!!
組み立てるだでも、まぁ1万円くらい掛かるようで、それも納得・・・(胸や胴台の材質、竹胴だと穴の数(竹の本数)により値段が変わるようです)
なんとか胴台下のヘリ革の取り付けが完了。
一番上の写真を見てもらえばわかりますが、この胴、横の部分にヘリ革がつかないんです。
ひと作業やらなくてすみました!
さて次回は 〜その3・完成〜 です。
胸を選んで取り付け、最終仕上げです。(ほとんど会長にやってもらいましたが・・・)
お楽しみに!!
以上です。
2012年02月12日
ふる〜い網代胴 復活への道 〜その1〜
こんばんはLET'S KENDOです。
先日、ふる〜くてきたな〜い網代胴(中古)を手に入れました。
これは復活、リニューアルさせるしかない!!と思い、竹島武道具のショージさんに相談しました・・・
手に入れた状態からリニューアルまでの過程を、3回に別けてこのブログで紹介しようと思います!!
(〜その2 分解〜 2/13 21時アップ予定)
(〜その3 完成〜 2/14 21時アップ予定)
予算は10,000円。できるのか!?
今回〜その1〜では、手に入れた状態を紹介します。
この胴、たぶん40〜50年前のものではないかとのことです。そして、こんな状態ですが年代を考えるとまぁ良い方だろうと。
胴胸に足の部分がついてないし、古いので胴を丸めようと思えば丸めてカバンに入れられちゃう感じです。
胴台の竹を繋げる為に編んである革紐は、なんとか切れてません。
しかし、43本中1本は完全に割れており、2〜3本がササクレてたりしてましたが、気にしません。突き進むのみ!!
初期手入れとしては雑巾で全体を拭き、よくみると虫食いみたいのもあったのですが、これといった対策は考えられず無視。
そして古い竹胴なので乾燥していると思い「竹刀油」をしたたれるほど吹き付け、丸1日ベランダで乾燥させました。
表面の油をちょっと拭き取り、さらに半日乾燥。あまった油をそのままにしておくとシミみたいになっちゃうよって言われていたので。
と言う事で、まぁ自分でできることはやったので、あとは竹島武道具さんへ持って行くだけです。
作業工程はまた次回!!
以上です。